新エネルギー計画 風力発電とは
今回は新エネルギーの一つである風力発電について紹介したいと思います。
風力発電とは、風によるエネルギーを電気エネルギーに変えるものが風力発電といいます。
2011年度末で1870基、蓄積設備容量は255.6万kwと2000年以降導入件数は急激に増えていますが、まだまだ欧米諸国に比べて遅れているのが現状です。
因みに世界の電気需要の4%が風力発電となっています。
風力発電は、自然環境の保全やエネルギーセキュリティの確保可能なエネルギー源として認められていて、再生可能エネルギーの象徴と言われています。
再生可能エネルギーの中では比較的発電コストが低く事業化が容易であることや、電気のエネルギーの変換効率が良いこと、フェリス女学院大学で赤い風車にちなんだ風力発電用の風車がキャンパスのシンボルになっていることや、京都で走行時の風を利用した風力発電を行うプロペラタクシーが人気であるなど地域のシンボルや町おこしとしても活用できること、風さえあれば夜間でもいつでも発電できること、以上のことから人気のある再生可能エネルギーですがデメリットもあり、台風やサイクロンといった強風で過剰に電気が発電していまい故障する恐れがあることや、ブレードに鳥が巻き込まれて死傷し生態系に影響を及ぼすというようなことが挙げられます。
これらの点が解決できれば今後ますます普及が進む再生可能エネルギーだと思います。
風力発電にも今後注目してみるといいかもしれませんね。